こんにちは。神田中央通りいけむら歯科の池村です。
今日はガムについてお話しますね。
先日スーパーで食品を買い物していて、レジ近辺で売られているガムをふと見ると・・・ポップに
「息は、ほぼ顔」
と書いてありました。
なるほど。
うまいですね。「息は、ほぼ顔」
だがしかし、あえて言いたい。お前(ガム)が言うなと。
だって、まあガムを噛んだら唾液が出るからその時はましかもしれませんが、口臭の根本的な解決にはなりませんもの。
口臭を何とかしようとしてガムを噛んでも解決しません!大事なことなので2回言いましたよ。
なぜ口臭が出てしまうのか。
簡単にいうと口の中の細菌のおならが臭いのです。
どういうことか?
口の中は湿度100%・40℃前後なのでもともと細菌が繁殖しやすい環境です。
そして我々が細菌のごはんである糖質を食べると、細菌がそれを横から拝借して食べるのです。
そしてむし歯菌の場合は酸・歯周病菌の場合は毒を出すのですが(細菌の代謝産物)、硫化水素やメチルメルカプタンという毒ガスも出します。
それが口臭の原因なので、細菌の駆除をしないと一時的にガムを噛んでも正直全く良くなりません。
では細菌の駆除はどうするの?
歯医者さんの特別なクリーニングと、ご自分の正しい歯みがきです。正しい歯みがきは歯医者さんに習えます。
そして市販のガムです。
砂糖だらけの余計に口の中の細菌に餌を与えてしまうもの、スッキリミント味ながら発がん性や砂糖とは違う代謝で肥満を誘発してしまうことが指摘されている人口甘味料(アスパルテームやアセスルファムK・エリスリトールなど)たっぷりなもの。この2択です。
ぜひ、毒ガスをまき散らしながら毒を摂取するのではなく、根本的な解決をしましょう。
神田・新日本橋駅から徒歩3分 神田中央通りいけむら歯科
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