こんにちは。
神田中央通りいけむら歯科の池村和歌子です。
先日、アメリカに住んでいるという方からアメリカの歯科事情を伺いましたよ。
結論から申し上げますと、日本人は今とても恵まれています。保険制度を作ってくれた先人に感謝しつつ、保険制度では賄えない(医療保険は病気に対する給付金のため)予防の部分は自分で出して疾患予防をしていきましょう。
アメリカは毎月700ドルの保険料
アメリカは日本とは違う医療制度ということで、毎月700ドル保険料を払うそうです。歯科は適応ではありません。歯科の保険は、プラスで200ドル。
しかも、実際に歯科医院にかかると保険のきかないものがほとんどなので200ドルの保険には入っていない方がほとんどだとか。
その方は歯肉が?(患者さんの言葉なので。歯根の先のことかなあ?)膿んでしまい、それを取るのに20万円くらいの治療費。
しかも、それをしても良い状態にはならなくて10年後には抜歯になっちゃうかもと。しかも、悪い歯はそれだけではない。10年後にインプラントにすると、今20万円+10年後にインプラント100万円=120万円。
だったら今抜いて、インプラントなら100万円ですむなあとか色々考える、とおっしゃってました。皆さん自分事として真剣に必死に考えるそうです(まあ金額が金額ですもんね)。
日本は保険の治療費が安すぎる
日本の場合、保険の治療費が安すぎて皆さんあまり考えずにテキトーに治療しているケースが目立ちます。しかし、歯科の治療はけして治っていません。損なった部分に人工物を継ぎ足しているだけ。テキトーに削らないで予防をしたり、きちんと年単位で人生の時間軸で治療計画を立てていくと自分の口腔という内臓を維持できます。
皆さん思い出して下さい。口腔は内臓です。内臓をおろそかにしていると、様々な全身疾患を引き起こします。全身はつながっていますからね。
まずは、予防歯科や口腔の健康と全身疾患がかかわりがあるとわかっている歯科にかかりましょう。下記からオンラインにてお気軽にご相談できます。
池村 和歌子
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