こんにちは。
神田中央通りいけむら歯科の池村です。
先日11/4に医科歯科連携の
認知症予防セミナーの歯科部門を
承りまして、お話してきました。
自分的には、
と納得いかない出来でした。
まあ、歯科の現状と予防を進めていくのは、
結構な忍耐力が必要だけど
気付いて勉強してる先生は
頑張って推し進めるしかないよね!
というようなだけは、
せめて伝えられたかなと思っています。
今の日本の予防の現状だと…
そう。
今の日本の現状で予防を
推し進めるのって本当にキツいんですよ。
みんな治療に慣れ親しんでいるので。
当院においても、
削らない治療法・削るに
いたらないケアを一生懸命お勧めしても
「方針があわないから、
他の歯科医院で削ってもらうことにした」
とお断りされるケース、
しばしばあります。
予防や歯を守るための治療は、
保険外の事が多いので、
安く済ませたい方には当院は不評です。
逆に
削られる事に不安を覚えたり、
「神経を取るって言われた!取りたくない!」
と、当院を探して来てくれて
結果に大満足してくれている
ケースも多いです。
最近は、探していらして
下さる方が増えてきたので、
だいぶ診療もやりやすくなってはいます。
削らない歯医者を広めるために
その「一削り」がどれだけ
患者さんの人生にダメージを与えるか、
わからない患者さんが多いですし、
知らない歯医者さんも多いです。
その「一削り」を必要としない
状態に持っていくための予防プログラムです。
また、
「すでに悪いけどいまさら予防ってできるの?」
というご質問も最近
多く頂きますが、当然できます。
むしろ悪いならば、
今後はもっと悪くなり続けるのが
歯科疾患というもの。
だから、本腰を入れて
悪くならないためのケアや
治療が今悪くない人よりも必要です。
歯科疾患を正しく
治療・予防しておくことが
全身疾患のリスクを下げる。
すでに全身疾患を
発症してしまった方でも、
歯科疾患を正しく治療・ケアすれば、
全身疾患の状態が良くなる。
この因果関係、とても大切です。
お気軽に歯科治療を受けている方、
先生の言うがままに削られる事、
歯だけでなく全身疾患の
リスクを上げていますよ。
「もう削るしかない…」
と思っていらっしゃる歯科の先生、
それ、もしかしたら削らなくても
平気な歯かもしれませんよ。
歯科の先生・スタッフ向けに
勉強会を企画しました。
予防歯科やりたいけど、
なかなか導入できない
先生・や歯科衛生士さん。
定期的に患者さんを呼んで
クリーニングすることが
予防歯科だと勘違いしている
先生・歯科衛生士さん。
ぜひ「栄養療法を基軸に置いた予防歯科」をマスターして
患者さんを幸せにしてあげませんか?
ご参加、お待ちしております。
池村 和歌子
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