こんにちは。
削らない歯科医の池村和歌子です。
今日も神田で患者さんの歯を削らずに守り抜いていますよ。
今日は、茶渋について。
こちらの動画も参考にして下さい。
動画では歯磨き粉テキトーに買ってと言ってますが、当院の患者さんはぜひ当院でご購入下さいね!
すでに歯に茶渋が付きまくって茶色い方。
ぜひご来院下さい。
自分でそこら辺のデンタルケアグッツで対応しようとするともっと悲惨なことが起こります。
市販品の茶渋除去製品は歯を傷だらけにします。
「ステイン除去」とか「ホワイトニング」とか書いてある市販品、あれ、危険物ですよ。
硬くて大きい研磨剤で歯をゴリゴリするので、歯に傷がいっぱいつきます。
一瞬茶渋取れたと思うでしょ?
その細かい傷に茶渋もっと絡まりますから。
茶渋が気になる生活をしているということは茶渋が歯につく生活をしているということで、
つまり細かい歯の傷にさらに激しく茶渋がつきます。
ステンレスの台所をカネ〇ン的なクレンザーでこすりまくったら凄い傷つくでしょ?
歯もそんな感じ。
一般的な歯医者さんでクリーニングと称して行われている
PMTCという歯の表面に研磨剤のペースト置いて回転ブラシでウィンウィンこすってるあれも実は歯を傷めています。
「歯のクリーニング気持ちいい!」とエステティックというかリラクゼーションというか、
そんな感覚で月1回程度PMTCをよそ様で受けていた方が来院したんですよ。
その方の歯、研がれすぎてエナメル質薄くなってましたからね。
歯のエナメル質が薄くなると、知覚過敏も起きやすくなるしむし歯菌にもやられやすくなるし。
歯を傷めない方法で茶渋を除去しないといけません。
また、純粋に自分のエナメル質だけなら、
多少傷がついても唾液中のミネラルで表面の傷つけられてガサガサなエナメル質も時間をかけると回復することもありますが
プラスティックが詰められている歯だと、プラスティックこそ研磨剤で表面が荒れて着色がひどくなります。
プラスティックは唾液のミネラルでは回復しません。
余談ですが被せられている金属の歯にも小さな傷がたくさんついていて、その傷に細菌がたくさんたまっているケースもよく見かけます。
銀歯付けたあと、歯磨き粉の選択は慎重にしてくださいね。
市販の歯磨き粉の研磨剤でやられてますよ。
茶渋に話を戻します。
素人判断で市販品NG、一般的な歯医者さんのPMTCも茶渋つきやすくしてる、
じゃあどうします?という話ですが
まずは歯を傷付けずに、バイオフィルム除去をします。
バイオフィルム除去と一緒に着色も取れます(歯石に絡んだ着色は歯石除去で取れます)。
池村がこのスウェーデン式の歯周病治療やメンテナンスを導入する前、PMTCの回転ブラシで患者さんの歯をこすっていました。
茶渋がひどい→回転ブラシと研磨剤でこする→見た目きれいになってお帰りになる→3週間後にはもう歯が茶色くてまたPMTC→エンドレス
グリシンパウダー(今はエリスリトールパウダー)使用のエアフローを導入したことにより、歯に傷を付けなくなり1年くらいしたら
茶渋全然つかなくなりましたよ。
また別の患者さんで、定期的なメンテナンスを受けている方でもお茶をたくさん飲むことで茶渋がひどくついてしまい
お歯黒のようになってしまっていましたが、ホームケアにポリリン酸のデンタルリンスを使用してもらった結果茶渋つきにくくなりました。
歯をポリリン酸でコーティングすると着色しにくくなるので、ポリリン酸のジェルやデンタルリンスをよくお勧めしています。。
美しい白い歯は、お手入れ次第で手に入ります。
手入れの仕方を知らないでテキトーにやるともったいない!
歯を傷つけずに美しい歯を保ちたい!
美しいまではいかなくても見苦しくないようにしたい!
どちらもご提案できます。
どうぞご相談下さい。
池村 和歌子
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