皆様こんにちは。神田中央通りいけむら歯科の池村です。
本日は私の実体験をお話しますね。
実はですね、私は幼児の頃から天ぷらや唐揚げなどの揚げ物やスパゲティミートソースを食べると決まって食後5~6時間後に胃が痛くて。
みずおちや右側の背中まで痛くなって、夕食にそのようなものを食べると夜中に一人苦しんでいることがしばしばあったんですよ。
胃酸過多かな?と重曹を水に溶いて飲まされたこともありました。
中学二年生で胃カメラを飲んだこともありました。
「家庭の医学」という辞書みたいな分厚い本で似たような症状が書いてある胆石を疑ったこともあります。
MRIを撮影したこともありました。
でも胃腸科では原因は見つからず。
お医者さんは決まって、「あぶらっこいものはなるべく控えましょう」とアドバイスをくれました。
成人してもやはりあぶらっこい食事で胃が痛い症状は収まらず、でも酒を飲むとその痛みは楽になりました。
原因がわからないまま30余年、このオーソモレキュラーという栄養学にご縁があり勉強するようになり、どうやら自分は栄養失調であると自覚し始めてヘム鉄や亜鉛、ビタミンなどサプリメントを摂取し始めました。
このオーソモレキュラーでもっとも重要視されるのがタンパク質です。
身体を作る、内蔵を作る、皮膚を作り消化管を作るタンパク質の摂取を大切にしている理論なので、当然タンパク質が食事で足りない私はプロテインも摂取を開始しました。
すると、昔から苦しんでいたあの胃の痛みが・・・。
実は、胃酸過多ではなく胃酸が足りないのだと勉強してわかりました。
プロテイン、つまりタンパク質を消化・吸収できないのです。
実は栄養を消化・吸収するには消化酵素が必要なのですが、その消化酵素もタンパク質です。栄養失調だと消化酵素が作れないのです。
栄養を消化・吸収する消化管もタンパク質で出来ています。消化管が栄養失調で傷んでいるとそもそも栄養を吸収できないのです。
長年の謎が解決した・・・。
私はプロテインではなく、分子の細かいアミノ酸のサプリに切り替えました。
私だけではなく、うちのスタッフもプロテインを飲むとお腹痛くなるとのことでアミノ酸に切り替えました。
こんな感じで大体皆栄養不足です。
なんとなく具合悪いけど、病院で調べてもよくわからない・不定愁訴が多い方、栄養療法的にみたら色々改善の余地があるかもしれませんよ。
ちなみに酒を飲んで胃の痛みが楽になったというのは、胃でアルコールが吸収されて痛みが麻痺したんじゃなかろうかと思っています。
神田・新日本橋駅から徒歩3分 神田中央通りいけむら歯科
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